Day 0th
ニュージーランドのキングフィッシュ。日本のヒラマサと近縁種でありながら、最大60kgにもなるキングフィッシュは、青物を狙う者にとってまさに究極のターゲットである。今回、ニュージーランドに単独で乗り込み、磯から30kgオーバーのキングフィッシュを狙うことになった。
許された釣行日数はわずか3日。見知らぬ土地で的確なポイントを抑えるために、現地エキスパートのMark Draper氏に2日間のガイドを依頼し、キングフィッシュとのバトルに臨むこととなった。
オークランドからファカタネまで20人乗りの超小型機で40分。上昇してから巡航している間は特に揺れることもなかったのだが、降下時に横風に激しく流され、正直
「こんなところまで来て飛行機が落ちて死んだら間抜けすぎる」とまで思うほどだったが、どうにか無事にファカタネに到着した。
ガイドのMark(右下写真)と空港で落ち合い、Markの車で一路Lottin Pointを目指す。
キングフィッシュは目視可能な磯際を回遊すること、主にポッパーで狙うということなど、道中Markから聞かされる話に興奮を抑えずにいられない。彼自身の磯からのキングフィッシュの記録は
35kgで、ガイドした客の記録は
42kgだという。いずれも泳がせでの釣果だが、過去にはルアーで26kgというサイズも揚がっている。願わくば、このルアーの記録を更新したいと思ってここニュージーランドにやってきた。そのために、タックルはショアGTとまったく同じものを持ち込んでいる。
約3時間のドライブののち、目的地のLottin Poitに到着。今日から2晩、このLottin Point Motelに宿泊し、釣りを行う。それにしても「なんでこんなとこにMotelがあんの?」と言いたくなるような立地である。人が少ないニュージーランドでも、最も人が入っていない場所の一つ、まさに秘境。
オフィスの入り口に貼ってあった餌のラインナップがカツオとボラで始まっているあたり、さすがニュージーランドである。Mark自身は、泳がせの餌にはカハワイを使うらしい。1kgくらいのが最もいいサイズだが、2kgくらいあるカハワイでも容赦なく泳がすそうである。実際、キングフィッシュは体重の10%の餌まで食いついてくるらしく、20kg以上のキングフィッシュにとっては2kgのカハワイはむしろ丁度いいサイズらしい。
部屋に入り、自分が道具の整理をしている間に、Markが夕食をつくってくれた。出てきたのは、
人生最大級のステーキ!!
「明日からはハードワークだから、蛋白質を採ったほうがいいしね」とかいいながら、2人ともこのサイズのステーキを丸ごと食べてしまった。
翌日は朝4時半起きなので、夕食を終えてから即準備を再開し、終了と同時にベッドに入る。さて、明日からの3日間、ニュージーランドの海でどのような釣りができるのか、非常に楽しみである。zzz
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