---vol.2---
Day 2
【Barry's boat taxi】
午前7時、宿の前に集合する。プレジャーボートに荷物を積み込み、スロープまで5分ほど車で牽引する。スロープからボートを降ろし、ホースヘッドにジョイントを装着する。ジョイントの先にはタイヤがなく、瀬付けのときに磯を押すことはできないため、磯に渡れるのは凪限定。とはいえ、ジョイントがない状態で磯に渡ることを考えれば、ずっとずっと便利で安全なのは間違いない。
いざ出船。風はほとんどない。まずは、バリーいち押しの、外洋に面した沖磯に向かう。自らダイビングもするバリーは、その沖磯の周りで巨大なヒラマサをよく目撃するらしく、そこに乗ることができればかなり期待が持てるということだった。だが、いざ磯に近づいてみると、北東のウネリが想像より遙かにきつい。日本の大型渡船であればなんとか渡せるレベルだが、このボートでははっきりいって危なすぎる。安全第一で、行き先を変更。延々と連なる地磯群から、北東のウネリが回避できる地磯に渡る。バリーによれば、この地磯も過去にヒラマサの実績がある磯だそうで、期待を込めて釣りを開始する。
いい潮が流れており、カウアイの活性が非常に高い。ジグにもポッパーにも、果敢にアタックしてくる。ヒラマサが回ってくるまでの間、カウアイ相手にルアーアクションのテストなどをしながら遊ぶ。いね嫁も丸々と肥えたカウアイをゲット。まつさんもカウアイをゲットしつつ、たまにライトタックルでインチクを投げ込んでマダイを狙う。すると、立て続けにマダイを2枚ゲット。また、名前がわからない根魚もヒットしていた。インチクはニュージーランドの魚にも効果バツグンのようだ。
これまでの経験上、カウアイがいればかなり高確率でヒラマサも回遊してくるので、ひたすらカウアイを釣ってはリリースを続けていたのだが、この日に限ってはまったくキングの気配がない。沖をジグで探っても、瀬際をポッパーで探っても、カウアイが釣れるのみ。3時間ほどロッドを振ったが、一向に状況が好転する気配がないので、沖に停泊しているバリーに無線で連絡を入れて、瀬代わりをさせてもらう。
【small kingfish were there】
ボートに乗り込み、まずは朝乗れなかった沖磯の様子を伺う。いくらかウネリは落ち着いていたものの、まだまだこのボートで乗れる状況ではない。ダメだ。ここはきっぱり諦め、湾内の別の沖磯に渡る。日本ならまず誰も青物なんて狙わないようなロケーションだが、過去には42kgのヒラマサが泳がせで仕留められているポイントだ。
上礁後、まずは昼食をとり、ゲーム開始。潮はじわりと動いていて、いい感じだ。カウアイの活性も異常に高い。数も数十匹はいそうだ。ほどなくして足元に小型のヒラマサが回ってきたので、
トップで誘うと即ヒット! 2.5〜3kgといったところだが、ヒラマサの顔を見ることができてひとまず安心。ちゃちゃっと写真を撮ってリリース。それから10分も経たないうちに、いね嫁のペンシルにガバっと出るが、これは残念ながらフックアップせず。しばらくすると、3匹くらいのヒラマサが瀬際に入ってきた。さっきの魚よりもちょっとサイズがいいようだ。
ペンシルポッパーで誘うと瀬際1mでヒット! ダバダバ暴れる魚をそのまんまぶっこ抜く。5〜6kgくらいか? とりあえずタイドプールに突っ込んでおく。
ペンシルでバイトが得られず苦戦しているいね嫁に、ポッパーに変えるようにアドバイスする。ポッパーに変更後の数投目、
やはり足元でヒット! 魚は瀬際を走ろうとするが、それを上手くかわし、ランディング成功。
回遊が落ち着いたところで、計量。
自分の魚が5.5kg、いね嫁のは2.5kg。ニュージーランドの基準から言えば小物だが、超ベタ凪の、真昼間の、しかも湾内の磯で釣れたことを考慮すると、やはりこの海は豊かなんだと改めて実感する。
その後、午後3時を過ぎ回収の時間となった。丁度ときを同じくして、ヒラマサの瀬際への回遊も止まっていた。が、依然として怪しい潮が流れていたので、これで最後の1投と決めて、沖をジグで探る。一回目の着底は空振り。二回目の着底から中層までシャクリ上げてきたところで、
ズンっとヒット! だが、これも小さい。サクサク寄せて抜き上げ。やはり2.5kgくらいのヒラマサ。今日一日で、トップもジグも日本のヒラマサとまったく同じアクションと誘い方でヒットすることがわかり、これは大収穫だったが、正直な心情を言えばもう少しいいサイズの魚が釣れてほしい。だが、そうそう思ったとおりにいかないのが釣りなのは、重々承知している。
翌日は西風がやや強くなる予報なので、瀬渡しではなく、1時間45分に及ぶ徒歩で地磯に入る。3年半前、目測15kgのヒラマサを掛け、惜しくもフックアウトで逃したポイント。個人的に最も思い入れの強い磯で再び釣りができる幸せを噛み締めつつ、また長時間の山越えルートに若干の恐怖感を覚えつつ、ベッドに潜り込んだ。
| タックル1(いね) |
| ロッド |
MC Works' レイジングブルXR-2 |
| リール |
ダイワ ソルティガZ6000 |
| ライン |
よつあみ ウルトラジグマン 8号 |
| リーダー |
ヤマシタ ニュークロー60号+100号 |
| ルアー |
ペンシルポッパー
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| タックル2(いね) |
| ロッド |
Medusa Limited Crafts ワイルドブレーカー100HM/H |
| リール |
ダイワ ソルティガZ6000 |
| ライン |
よつあみ ウルトラキャストマン 6号 |
| リーダー |
ヤマシタ ニュークロー40号 |
| ルアー |
エバーグリーン ジャベリン140g
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| タックル(いね嫁) |
| ロッド |
MC Works' ワイルドブレーカー96R(プロト)
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| リール |
ダイワ ソルティガZ4500 |
| ライン |
よつあみ ウルトラキャストマン 4号 |
| リーダー |
ヤマシタ ニュークロー30号 |
| ルアー |
ポッパー
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