SHORE JIGGIN'

---vol.20---

An autumn messenger has arrived

朝晩の風がすっかり涼しくなった今日この頃。今年は気温の低下が例年よりも早いように感じる。移ろいゆく季節−海の中からも秋の到来を感じることができた。

まずは光量の少ないマズメ時、魚の側線にアピールするためチャクラゼロ80gをブリブリ泳がせながらシャクる。反応ナシ。
続いて、チャクラType"S" long 105gでボトムを叩いて根付きの魚を狙う。反応ナシ。
潮目に乗ってキビナゴらしきベイトが上ずっていたので、シャバジグ70gで広範囲に探りを入れる。反応ナシ。
しばらくしてベイトが見えなくなったので、いちメタル105g(プロト)で再びボトムを探る。反応ナシ。

同じ魚種でも、環境が違うと反応するルアーのタイプやアクションはガラリと変わってしまう。その日その日のヒットパターンを掴むためには、ワンパターンに陥ることなく試行錯誤を繰り返すことが重要だ。次はセンターバランスのヤイバ80g(プロト)をセレクト。後方重心系ロングジグのハイピッチジャークに反応がないときは、センターバランスジグのミドルピッチジャークに当ってくることが最近多いからだ。そして−

2回目の底取りからラインスラックをとって、最初のシャクリを入れた瞬間、グーーン!! ちきしょーベタ底で喰いやがった!! ヤバイヤバイヤバイ!!!! 兎にも角にも1cmでも底から魚を離すために、ハイパーリフティングしながらリールを巻きまくる。しかし、嫌〜な感触が手元に伝わったあと、相手は根に張り付いて動かなくなってしまった。ラインをフリーにして待ってみるが、出てくる気配はない。磯の左右に回っていろいろな角度から引っ張ってみるが、ガッチリ入り込んでしまっている。完敗。またしても良型のヒラス(と思われる)にやられてしまった…。

ラインシステムを組みなおしていると、同行していたあきじゅんさんがヒラゴ?をヒットさせるが寄せる途中でポロリ。さらに、潮が変わってからは100m〜200m沖でボイルが頻発。読み通りに魚が入ってくる展開に、思わずほくそ笑んでしまう。ほどなくして、あきじゅんさんが「あっ!」っと声を漏らす。「どうしました?」「ロングジグのフォール中に喰ってきたけど乗せきれませんでしたぁ〜」

自分もすかさずチャクラType"S" long 80gをフルキャスト。着底後中層までハイピッチで一気にシャクリ上げ、一瞬テンションを抜きフェイクフォールを入れる。一回目、空振り。再びハイピッチでシャクリ上げ、二回目のフェイクフォールに……ドン!

相手はシャープな引きを見せるが、重さはそれほどでもない。ショートポンピングでガンガンリールを巻き、磯際まで寄ったところでロッドを立てて浮かせ、一気に抜き上げ!! 獲物は、秋の到来を感じさせる3kgジャストのハマチ。本命のヒラスではなかったとはいえ、狙い通りのアクションで食わせて獲った意義ある一本!である。

タックル
ロッド MC Works' ワイルドブレーカー103HS
リール ダイワ ソルティガZ4500
ライン よつあみ ウルトラキャストマン 4号
リーダー ヤマシタ ニュークロー 24号(80lb)
ルアー ヤンバルアートクラフト
チャクラジグ Type"S" long 80g ブルーピンク
ヤイバジグ 80g(プロト)