|
春に魔物に切られて以降、虎視眈々と次のチャンスを狙って釣行を重ねていた。しかし、今夏の仕事が例年になく忙しかったのと、冷夏の影響で海の様子がおかしく、ほとんど魚の反応を得られない日々が2か月半ほど続いた。
秋に入ってもポイント選択を最後の2択で外すことが多く、自分の乗った磯は大ハズレ、もう一方の候補だった磯に上がった釣友らは複数の良型ヒラスを獲っていたりと、どうにもこうにも歯車が噛み合っていない感が漂っていた。
とはいえ、これは毎年のことであり、夏から釣行回数を重ねながら尻上がりに調子を上げていくスロースターターを自認している。空振りにもめげずにさらに釣行を重ねると、久方ぶりにヒラスを掛けることに成功。手ごたえからして6〜7kgのナイスサイズだったが、ゴリゴリ巻いているうちにフックアウト。残念極まりないが、これでやっとリハビリが完了。狂っていた歯車がしっかりと噛み合い始めたのを実感した。
次の釣行。まずは浅瀬でミノーを打ち込む。水深は2mほどか。もし当たるとすれば、やる気満々の大型ヒラスが一発で食ってくるパターンだが、期待に反してアタリはない。次に、飛距離の出るルアーで沖の潮目を打つ。ここぞという潮のヨレで食わせのアクションを入れるが、出てこない。潮上、潮下に打つもダメ。流れについている個体はいない模様である。
となると、磯際に沿ってタイトに回遊しているパターンか? 磯際を観察し、ヒラスのフィーディングポイントとなりそうなハエ根を探しながら打っていく。最初のハエ根での2投目。ルアーの後ろで波紋が広がる。すかさず喰わせのアクションを入れるとヒット!! あっさりと上がったのは1.5kgほどのヒラゴ。「ヒラゴかぁ〜」とひとり残念がるも、回遊パターンが判明したことは大きい。
潮の当たり具合に合わせて、立ち位置を変える。足元にいかにもというハエ根が出ているポイント。ヒラスの回遊コースを想像しながらルアーを打ち込んでいると、15mほどの距離でまたしてもチェイス。誘ってやると即ヒット!! 今度の魚はそこそこ抵抗する。が、ロッドを引き起こしてゴリゴリ巻くと寄ってくるサイズ。パワーファイトで浮かせ、磯のくぼみにズリ上げる。
|
ヒラス 85cm 5kg。シーズン初期にしてはコンディションのいい魚体である。
次に同じポイントで獲ったのは2kgくらいのヒラゴ。やはりチェイスしてきてからの喰わせのアクションでヒットするパターン。一発でルアーを引っ手繰っていかないので、活性が高いとは言い難いが、それでもヒットには持ち込めているので気分が良い。
今度はほんの瀬際でチェイス。ルアーをわずかにアクションさせると、真下から突き上げてきてルアーが宙を舞う! そしてルアーが着水すると同時にヒット!! 誘いのアクションで一気に活性が上がったようで、とんでもない喰い方をしてきた。サイズは大したことないので、綱引きファイトでゴリゴリ巻いてサクッと抜き上げ。
|
ヒラス 80cm 4kg。
このあとはアタリが遠のいたので、朝一にミノーを打っていた浅瀬に移動。潮が溜まっていて何ともいい雰囲気である。ペンシルを引いていると瀬際で横っとびでアタックしてきたが、これは乗らず。サイズは3kgくらい。小さいのでまぁ良しとしよう。
| タックル | |
| ロッド | MC Works' レイジングブルXR-1 |
| リール | ダイワ ソルティガZ6000 |
| ライン | よつあみ ウルトラキャストマン 5号 |
| リーダー | ユニチカ 飛翔 30号 |
| ルアー | ペンシル |