- Part 2 -

これが、2001年の最大魚132cm!!
しかし、この魚をランディングするのは一筋縄ではいかなかった。

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その日はまさに絶好調で、メーターオーバー3本を含む5本をすでに釣り上げていた。
他のアングラー達も順調に釣果をあげ、皆満足して堤防を後にしていた。

しかし、個人的には最大サイズが105cmに留まっていることに納得がいかず、
堤防に一人で残業することにしたのであった(笑)

もう日も暮れかかった午後6時過ぎ、ドラマが起きた。
薄暗い空に膨大な数の鳥を確認したのである。
明らかに捕食モードに入っている鳥達は、一斉に沖に向かって飛んでいた。
海を眺めても、暗くて詳しい状況がわからないが、とにかく鳥が飛んでいる方向にキャスト。
着水後、ラインスラッグを取り素早くリトリーブを開始すると、ほどなくしてHIT!!!
およそ70m先で、全身を躍らせて跳ね回る姿は、日暮れでも明らかに大型とわかるサイズ!!

ファーストランで30mほどラインを出され、止まってからも抵抗を続けなかなか寄ってこない。
7分ほどかけて、なんとかランディングできるところまで引っ張ってきたが、
ここからが大問題、堤防には自分ひとりしかいないのである。

とりあえず、近くにあったタモの柄式のギャフを掛けようと試みるが、
この日だけで10本以上ランディングしたため、あろうことかギャフ先が曲がっており、
まったく刺さらない。10回ほどトライしたがどうにも刺さらず、途方に暮れていると、
タックルバッグの中にハンドギャフがあることを思い出した。

あれを使えば階段の下まで降りてランディングできるが、
問題は堤防の際からバッグまでの距離がロッドの長さの倍はある、ということだった。

どうするか一瞬迷ったが、意を決してラインをフリーにし、バッグまでダッシュ!!
大急ぎでハンドギャフを手にし、堤防の際に戻る。
ラインスラッグを巻き取り、魚は…まだついていた!!

こうして、なんとかランディングに成功。ヒットから15分後にやっと訪れた、安堵の瞬間だった。

前述したように堤防にはもう誰も残っていなかったので、
13kgくらいあるシイラと道具をすべて一人でかかえて駐車場に歩いて戻り、
そこにいた人に撮ってもらったのが最初の写真と下の写真である。

一言でいうと執念の一匹だった(笑)

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